連載:一月一話

第44回 2026年2月

新たな羊かんも、お楽しみに。

冬も中盤を過ぎる頃ですが、今年は雪の多さに泣かされています。
札幌市のほうでは【災害級の大雪】で飛行機が運休し新千歳空港では数千人が足止めになった、という大きなニュースもあったほどですが、例年雪の少ない我がまち・江差町でも慣れない大雪に辟易する日々が続いています。

しかも、江差のまちは【たば風】という名の強烈な季節風が吹きすさぶ季節。マイナス3度という気温でも、そのたば風のおかげで体感気温はマイナス15度まで下がるのです。本当に寒い。雪に降られ風に凍るこの冬。本当に春が待ち遠しい毎日です。

さて、そんな中でも催事では元気に皆さまのもとへお邪魔しています。
先日は札幌で【はかなし】というお菓子を初めて実演でご披露してきました。はかなしは、ふわふわした食感、しゅんととろける生地の文字通り“はかない”どら焼きで、こちらの催事では予想以上の反響をいただき、いっときはあんこの用意が危うくなるほどでした。皆さま、その節は本当にありがとうございました。

はかなしの実演では、できたてをすぐ食べてもらうよう、ひとつひとつを紙に包んでお渡しし、その紙には御朱印のような判を押しています。
その判はインクがかすれたり場所もずれていたりとどれも均一ではないのですが、私はそのなんともいえないふぞろいの素朴さ、田舎らしさが気に入っています。

また、この2月には、日本橋三越本店での【あんこ博覧会】にもお邪魔して【五勝手屋ロール】を実演でご披露いたします。
五勝手屋ロールはふわふわのスフレ生地に粒あんを挟んだお菓子で、今回で実演は3回目(ちなみに先ほどの【はかなし】は五勝手屋ロールから派生したお菓子です)。前回も大きな反響をいただき身の丈に合わない混み方で、長い待ち時間が発生するなどのご迷惑をおかけしたのですが、今年は4人態勢で臨みます。どうぞよろしくお願いいたします。

あんこ博覧会についてお伝えしたいことがもう一つ。
今年は五勝手屋ロールと共に新しい羊かんもお持ちします。トマト、数種類のベリー、バルサミコ酢、などの食材を用いて五勝手屋が新たにトライした羊かんです。こちらもどんな反応や驚きをいただけるのか、とても緊張しつつ、ワクワクとしつつ。

今回も、皆さまにお会いできることを楽しみにしております。どうぞ、あんこ博覧会でお会いしましょう。