第43回 2026年1月

あけましておめでとうございます。
本年も、五勝手屋をよろしくお願い申し上げます。
五勝手屋の年の初めを飾る干支の羊かん、そのパッケージは、イラストレーターの中川学さんにお願いしています。POPで、それでいてなつかしさも感じる中川さんのイラスト。五勝手屋では、干支のはじまり【ねずみ年】からお願いして毎年ひとつずつ、作品を増やしているところです。
昨年のへびでちょうど半分、今年のうまで折り返し。ひとつずつ揃えていますと、この“折り返し”まできたということが、しみじみ嬉しい。あとに控えるのは、ひつじ、さる、とり、いぬ、いのししの5つ。十二支の丸缶羊かんがそろうまであと5年。きっと、あっという間ですね。毎年の作品も、そして十二支が勢ぞろいする姿も、ぜひ楽しみにしていてください。

さて、昨年のへび年のテーマは【脱皮】でしたが、五勝手屋的にもこれまでの流れを“脱皮”して新しいフェーズに入った、そんなことを感じた一年でした。ここ数年、新しいお菓子をいくつか出していますが、そうすると話題にのぼって注目をいただく中で、はからずも攻めている、とがっている、というイメージもついてまわりました。
けれど昨年はお客様がそうした五勝手屋に慣れてくださったのか、良い意味でどなたもつっこんでくれない、話題にものぼらない、けれど結果はきちんとついてくる、という状況に変化しました。ここ数年の“五勝手屋らしからぬふるまい”が、徐々に“五勝手屋らしさ”に代わり、それが安定期に入ったのかな、と感じます。
おかげさまで、全国を巡る催事でも五勝手屋を知ってもらえている、という手ごたえがあります。ちなみに、各地で出会った方々には、ぜひ江差の五勝手屋本店に来ていただきたく、当店のお菓子が、どんなまちで、どんな風土の中で育ちつくられているのか、そのことをぜひ本店で感じてもらえたら。催事では、そのことを目標にして各地へお邪魔しています。

うま年を表す言葉には、行動力、前進、飛躍、成功、躍動といったエネルギッシュなキーワードが並びます。その言葉にあやかって、よい一年になるよう、心をこめて精進して参ります。本年もどうぞよろしくお願いいたします。